こんにちは。 応援のしっぽ事務局の熊本です。 先日、有限会社コンテナおおあみさんに取材のためお邪魔させていただきました。
コンテナおおあみさんは、「編んだもんだら」を企画・販売している会社さんです。 「編んだもんだら」は震災後仕事が出来なくなった気仙沼市、南三陸町、登米市のお母さんたち が作っている海産物をモチーフにしたアクリルタワシで、タコやヒラメなどの種類があります。
作り手であるお母さんたちのこだわりが強く、「さんまの口は黄色くなっているのが鮮度の良い証だから黄色くしたい」「貝の中に貝柱を入れたい」「この魚はこんなところに目が付いていない」など、企画段階でかなりの議論がまき起こるそうです。 また、作るモチーフにもこだわりがあり、例えば南三陸町のお母さんたちは地元の名産であるタコをモチーフとし、気仙沼市では大島で有名な椿をモチーフにしています。
小さなタワシの中にもお母さんたちの大きな誇りが詰まっていることが垣間見えるお話でした。
震災から6年が経ち、徐々に売り上げが少なくなっているのが現状です。お母さんたちには今後に ついて不安を持っている方もいるとのことで、そんな中注文があるとまだ忘れられた訳ではないと嬉しさを感じているそうです。 応援のしっぽとしてももっとお母さんたちが安心できるようなサポートを築いていく必要があると感じた取材となりました。
今回は取材させて頂き、ありがとうございました。
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新商品として藁で出来た「もんだら」が発売されました。 元々編んだもんだらの「もんだら」とはこの藁で編まれたタワシの事を指します。 昔ながらの伝統・暮らしの知恵を今に伝えたいとの思いで作っているそうです。 また、コンテナおおあみさんでは居酒屋などのプロジェクトも行っております。 お近くに行かれた際には、ぜひ立ち寄ってみてはいかがでしょうか。