こんにちは。 応援のしっぽ事務局の熊本です。
先日、石巻において当法人が支援を行っている団体さんたちの交流会を開催しました。 交流会では、団体さんごとの現状や7月に発行予定の新しい商品カタログについて話し合い、 皆さんで昼食を摂りながらカタログについての意見、それぞれの団体さんの今まで、 そしてこれからを熱く語って頂きました。
話を聞いていくと、震災後6年が経ったこともあり、売り上げが減少していく中で様々な問題を団体さんたちが抱えていることが浮き彫りとなりました。 「仮設住宅から出たことによりそれまで集まっていた集会場が使えず、他の集会場では有料な為集まるのが難しくなっている」「販売イベントへの参加が復興協力ということで無料だったのが有料になった」等の金銭的な負担が増えたこと。「最近ではハンドメイドブームで手作りの品を販売する人たちが増え、競争が激しくなりより良いものでなくては売れない」「作り手が卒業して人数が足りなくなっている」等の今までとの環境の変化が如実に表れた意見もありました。
そんな状況の中、団体さんたちも新たな挑戦を続けています。新規の顧客を開拓するため請負の仕事を始めた団体さんあり。フェイスブックなどの情報発信によってお客さんとのつながりを強化する団体さんあり。活動の範囲を拠点の地域以外にも広げ新たな作り手を確保している団体さんあり。中には自発的にカタログに掲載されている他の団体さんとコラボレーションを行って商品開発を行っている団体さんや自らイベントの開催を企画している団体さんなどスタッフが驚くような活動も有りました。
お集まりいただいた団体の皆様方に感謝いたします。ありがとうございました。