応援もなか新規登録団体さまのお知らせ

大槌復興刺し子プロジェクトさんの登録が完了いたしました。

東日本大震災で甚大な被害を受けた岩手県大槌町では、当時多くの人々が仮設住宅での生活を余儀なくされました。震災直後から男性は瓦礫撤去や家の修復など、やらなくてはいけない仕事が山積みでしたが、女性は仕事もやることもない状態でした。
そんななか、「何かをしたい」という思いからたどり着いたのが、避難所という限られたスペースで、針と糸、そして布さえあればできる「刺し子」の製作でした。


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仮設住宅で一日中横になって過ごしていたおばあちゃんも。
仕事を失ったお母さんも。働き盛りの若い女性も。
復興への願いを込めて、ひと針ずつ刺していく。
2011年6月、こうして大槌復興刺し子プロジェクトは始まりました。
大槌刺し子では、毎週火・水曜日の週2日「刺し子会」の日を設けており、刺し子さんが制作商品の買取や材料の受け渡しのため、事務所に通ってきます。

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今でも、約30名の刺し子さんが毎週刺し子会に顔を出しており、ここで交流やお互いの情報交換をするなど、地域の一つのコミュニティとして大きな役割を果たしています。
この日を楽しみに一週間を過ごすという刺し子さんも多くいます。

応援よろしくお願いします。


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