こんばんは、広部です。

本日は、南三陸志津川にあります、MAMOIさまの拠点へお邪魔しました。大きな一軒家で、石巻にかつてあっため組の「めぐみんち」を思い出しました。

MAMOIは、妊婦さん達を含めた現在４人の子育て世代のコミュニティ。なんとか自分達でできることをと、真剣に活動に取り組んでいいます。先日、ハワイのナデシコクラブさまからの商品開発案件をコーディネートしたこともあり、今回はそのミーティングにお邪魔させていただきました。

試作品も持ち寄り、どこが良い、どこが悪いの積極的な意見交換。この後は、他の取材もあり、妊婦健診もあるというハードスケジュールの中、さまざまな意見をお伺いすることもできました。

具体的には、材料の仕入れルートやミシン講習支援などの情報、製品開発や値付けにおけるアドバイス等。やる気がひしひしと感じられつつも、ぼんやりと母は強しだなあと思うのは、やはり男だからなのでしょうか。

こういったことは、よくベンチャーキャピタルのスタートアップやインキュベーションにたとえられます。確かにやっていることは変わりなく、ただ規模が小さく素人の集まりというだけで。しかし、それは「ごっこ」ではありません。熱意があり、仲間がいる。それだけで一つの小さな核として成り立つものなのです。影響力を生み出す源泉に既になり得ているのです。コミュニティという言葉は、その一面を表すものでしかありません。

この生まれたての小さなコミュニティが、これからどういった軌跡をたどるのか、楽しみでなりません。私も素人ながら、横にいて、たまに呼ばれながら関わらせていただこうと思っています。