コミュニティの運営者の苦悩

こんにちは、広部です。

一昨日、先日と、コミュニティ・団体の代表や運営者の相談を受けました。

スタッフとは別に、運営を切り盛りする方達というのは、営利企業ではなくても、それぞれ運営費をどうしていくのか、という壁に「ぶち」当たります。
また、人間関係を保つ方法、スタッフの教育、また仲間としての意識の方向性の統一などなど・・・。

さまざまな事務処理をやりながら、それぞれの事に心を砕く。現在、応援もなかに登録されている団体の代表やコアスタッフで、いっぱいいっぱいでない方を私は知りません。
余力のない中で、周りのみんなの為に精いっぱいを生きています。

そもそも、今、地元コミュニティや支援団体の代表をしている方達というのは、責任感が非常に強い方が多く、辛くなってきても抜けられず、周囲へ不安感をもらさないために周りに相談もできず、外部から支援の声がかかれば、折角のご厚意無駄にするわけにはいかないと、さらに力を振り絞って受け入れ態勢を整え、自分の事は全て後回し。私が知っているだけでも、パンクした方は一人や二人ではありません。

なので、基本相談というよりは、ただ話を聞くことも多く、キャパシティオーバーに陥っている為に常に忙しく、まさに心を亡くしている状態に嫌気がさして・・・という内容が多いです。
それでも、話の最後には、「それでも、ここまで来たのだから、もう少し」と、おそらくは頑張って作った笑顔とともに電話をきります。みなさん、そうなのです。

「生きながらえて、ここまでやってきたのだから」

話を聞くことしかできない私は、いつもこの言葉に芯の強さを感じ、皆の為にと頑張っている方達こそきちんと応援される世の中であるべきだと強く思います。
もっと、しっぽに力があれば。
それはないものねだりではあり、できることをこつこつとやっていくことしか、できません。
さまざまなことが忘れられていく中で、それでも一歩、一歩。

さすがに24時間とはいいませんが、しっぽの電話番号は開かれています。
ご相談ごとは遠慮なく。


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