若林ヘルプ→マートル→ボラサポサロン

こんばんは、広部です。

今日は、一日仙台尽くしでした。効率よく予定を消化できたのは、調整して頂いたみなさまのおかげです。

まずは、若林ヘルプの高橋さんと。若林ヘルプは、被災児童への学習支援や被災して職を無くされた方達の自立支援を行っている団体です。私は今まで、ずっと石巻を拠点にしてきましたが、仙台という足元をほとんど意識したことが無いことに気づき、先日少し怖くなった覚えがありました。紹介頂いた縁に感謝しつつ、仙台のお話を伺いました。高橋さんは代表ではないので登録云々はまた別の機会になりますが、この夜、若林ヘルプの代表とはボラサポサロンで出会う事になるんですね。不思議なものです。

次は、マートルの大友さんと。マートルの大友さんも、職を無くされた方への自立支援を行っているのですが、支援に入りやすい仮設ではなく、みなし仮設住人を主な対象としているのが特徴です。とは言っても、大友さんが声をかけてできた団体ではなく、自然発生的に必要に応じて、大友さんを核として出来上がったような印象を受けました。今は、いろんな物を作っています。

いろとりどりの小物がいっぱい。


大友さんはご自宅も無くされていますが、もともと手芸が趣味だったため、いろいろ材料を買い込んでいたのですが、自宅の2階で波を免れ、それをみんなで使って何か作ろうとしたのが初めです。もちろん、各個人技術に差がありますから、できる人ができるものを。目下の悩みは、みんなで集まる場所がないこと。どうにかできれば良いのですが。

最後は、ボラサポサロン。

来てましたねー。


参加者約60名中、実に5分の一がなんらかの知り合いという・・・。しかしながら、久しぶりに顔を合わせる機会がある方達も多く、なんと、大川小学校でボランティアリーダーしていた時にボランティアを派遣してくれていた方にもお会いできました。その方が別の団体への支援を行っていて、びっくりというか、やはりというか。うれしいですね。

途中、私も指名頂いたので発言させて頂きました。ボラサポへの要望というテーマだったのですが、ずばり、「ネットワークを作って欲しい」。長くなりますので(鼻息も荒くなりますので)ほぼ割愛させて頂きますが、要するに、ボラサポは非常に多くの貴重な情報を持っているわけです。支援を必要とする活動団体の。さらに言えば、そのSOSの声を上げている運営者たちの。その傘の下にいる声なき声を。それを活用するか、活用してもらえる仕組みを作るかしてほしい。いや、するべきだ!!

ふぅ、いかんいかん。持論は、このぐらいで。

集まってきた面々の割には、なにしろ時間が足りず(2時間)、報告会という感じに収まってしまいました。もっと、セッションを増やして欲しかったですが、ヒートアップは確実なので、サロン運営側としても今回は、このあたりが限界かも。

誰が悪いわけではなく、何が正しいわけでもないこの世界で、いかにみんなでうまいことやるか。バランスバランスと唱えながら、今夜は休みます。おやすみなさい。