山元町の山元タイム

こんばんは、広部です。
昨日は、山元町の「山元タイム」さんにお邪魔してきました。
とは言っても、代表の方のおうちなのですが。

 

普通のリビング。落ち着く。
普通のリビング。落ち着く。


山元タイムは、宮城県亘理郡山元町にて、主に仮設住宅にお住いの方達への支援を行っている団体です。作り手さんの人数、実に60人以上!!作り手さん達は自分たちの家で作ってきているので、実際にお邪魔させて頂いたのは代表の山下さんのお宅。そこでは、チーム一丸となって検品に取り組んでいらっしゃいました。



ぽんぽんと飛び出す会話の内容は吹き出してしまうくらい面白いのですが、みなさん手を休めず、真剣な表情で検品していきます。例え一時人間関係がぎくしゃくしたとしても、いくら時間をかけて作った商品であっても、1円でももらう以上、それは質が求められなければならないという信念のもと、見ているうちに、これはダメこれもダメとダメ出しが出ていきます。いろんな作り手さんがいますから、商品ひとつをとってもいろんな作り方があり、癖が出て、ある程度の水準を外れてしまう物はどうしても出てきてしまいます。それに明確に勇気を持ってダメだと言える体制が整ってはじめて、長期的なファンがつき、最終的には一番多くの笑顔を勝ち取れると私も思います。



いろんな状況があるので、他の団体にあてはまるかどうかは別ですが、少なくとも山元タイムにおいては、ちゃんとした方向性が示されていて、それをチームで共有している心地よさがありました。・・・思わず昼寝したくなるぐらい。

また、自分達の商品を購入することが、カンボジアの支援にもつながるように、ミサンガは、カンボジアの糸を取り寄せて作っています。糸は、わざわざ使えるように、糸巻機で巻き取る手間がかかります。
そこをあえて、支援の循環を作り出そうというところに、力強い意志を感じますね。なかなかできないことだと思います。



活動されている団体は、たとえ大きくても小さくてもそれぞれ課題があります。もちろん、この山元タイムにも。応援のしっぽは、そのできる範囲内ではたしてなにができるのか、常に自問自答の毎日でもあります。
応援もなかにも登録予定。楽しみにお待ちください。

・・・しかし、ほんとうにリラックスしてしまいました。これがいわゆる、山元タイムなのか!!


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